じんじろげ小屋

山小屋利用の手引き

行き方

サイト内の こちらを参照 ください。

駐車場

小屋への入口の道の前(写真右側)に3台、林道を進んだ右側(写真左側)に4〜6台駐車できます。

林道チェーンの鍵

林道入口にはチェーンがかかっており、そのままでは車は通れません。南京錠が2つかかっており、1つはワンゲル管理(向かって右側)のもの、もう一つは協和財産区さん管理です。鍵は後ろ20mくらいのところのポストの中にあります。ポストにはダイヤル錠がかけてあり、ダイヤルはXXXです(OB・OG以外非公開)。わからない場合はお問い合わせください。

小屋の鍵

スプーンやマイナスドライバーにて解錠します。方法は特殊で、わからない場合はお問い合わせください。

水源・水道

2022年9月4日から新たにステンレス製の集水桝を設置するとともに、既存塩ビ管へ直結するためL字継手を新設してホースで接続しました。詳細は「OB・OG山小屋ワーク合宿2022」を参照ください。旧受水槽(集水桝)と上流バルブは廃止しました。

山小屋利用時には、まず下部の放流バルブを閉め、炊事場の2か所の蛇口を開けます。水源へ行き、集水桝の土砂や落ち葉を除去して、ホースからの水流を確認します。立上り直管の黒いキャップを外し、L字継手を立上り直管に接続します。蛇口から水が出るまで多少時間がかかります。
10分待っても出ない場合は、配管に空気が溜まっているか、蛇口に異物が詰まっている可能性があります。

帰宅時は、下部の放流バブルを開け、炊事場の2か所の蛇口を閉めます。水源に行き、L字継手を立上り直管から外し、異物が入らないように黒いキャップを取り付けます。L字継手とホースは石などで固定してください。

水の出が悪い場合の対処法

  • 集水桝の蓋を開け、溜まった落ち葉や泥などを除去する
  • 点検用バルブを開け水流が来ていることを確認。点検用バルブを開け閉めして、配管内に溜まった空気を開放する
  • 蛇口を外してモンキースパナを利用して分解清掃し、異物などを除去する
新しい集水桝と新設の塩ビ継手をホースで接続(上流から見たところ)

L字継手と立上り直管を外した状態 (外すとき使ったスパナ:下から軽く叩く)
L字継手と立上り直管を外し、黒いキャップを取付けた状態

発電機 SUBARU SGi14

チェーンソーなど電動工具や照明使用時に活躍するガソリン燃料の発電機。とても便利ですが、扱いを間違えると故障の原因になり修理代が高額なので、慎重に扱いましょう。ガソリンの補充やオイル補充・交換が適時必要です。

  • 始動しないとき:スイッチがチョークになっているか確認。暖まっているときはスイッチを運転にします。
  • すぐ止まるとき:ガソリン、オイルが充分入っているか確認。安定運転になるまでなにも接続しない。
  • 最初は「亀マーク」で始動し安定するまでそのまま。照明接続は「亀マーク」、工具接続や充電は「うさぎマーク」で行う。
  • エンジンオイル不足に気が付かず、無理に運転して壊れたことがあります。

取扱説明書

発電機 FOALOTO QL2000(インバータ発電機)

2台目のまだ新しい発電機。19年卒、18年卒、17年卒の若手OBで寄贈してくれたものです。インバーター付きの発電機なので周波数が安定しており、電子機器(パソコン、スマホ)も安心して充電できます。使い方はほぼSUBARUと同等です。ガソリンの補充やオイル補充・交換が適時必要です。

  • 使用前に必ず、エンジンオイルの確認をお願いします。必要に応じて補充してください(4サイクル 10W-30)。
  • 発電機が過去にエンジンオイル不足で壊されてしまった事があります。
  • 発電機専用のエンジンオイルと漏斗(じょうご)は山小屋にあります。
  • 使用後はガソリンを完全に抜いてください。具体的には燃料タンクをからにするだけでなくエンジンが止まるまで抜きます。理由はキャブレターに入ったガソリンを抜く為です。

照明(部屋)

小屋の裏手出入口下にある照明用コンセントを発電機に接続すれば、メインの部屋と増設した部屋2つ同時にランプが点灯し、快適な夜が過ごせます。とはいえガソリンも消費します。運搬は一苦労なので、節約も考慮の上ご利用ください。ランタン照明もお勧めです。

ランタン

ガソリンランタン(燃料はホワイトガソリン:写真)

とても明るいホワイトガソリンランタンの使用手順は以下です。
① 燃料を加圧できる程度に給油しキャップを閉める。
② ポンプノブを左に2回転させ、ノブの穴を親指で押さえながら40回程ポンピングし、押せなくなったら右に回転させて締める。
③ ふたやガラスを外してマントルを取付けてライターなどで空焼きする。
③ ふたやガラスを取付け、燃料調節ツマミを少し左に回し、燃料が出る音を確認したらOFFにする。10~15秒後にフレーム底部からライターなどで火を入れ、ツマミをHigh~Lowの間にすると点火する。
④ 点火後、炎が大きくなるが、ポンピングと燃料調節ツマミで、明るさを安定させる。
※替えのマントルは料金箱近くの缶のペンケースに入っています。


ガソリンランタンの利用方法の動画(初めての場合はわかりやすいです)

オイルランタン(燃料は灯油かパラフィンオイル)

簡単に着火でき、ほんのりとした明るさで雰囲気抜群。燃料は経済的な灯油が使えますが、煤(すす)がでます。ちょっと高価な燃料のパラフィンオイルは臭いもなく煤も出ません。混ざっても使用上問題はありません。

ガソリンランタンの灯け方等は、こちらのリンク先詳細版を参照ください。
オイルランタンの灯け方等は、こちらのリンク先を参照ください。くれぐれも燃料をお間違えないようにお願いします。

簡単に使えて明るい電池式(単1電池8個)のLEDランタンも数台あります。
電池は消耗している可能性があるので、持参お願いします。

手前2つがガソリンランタン、奥2つがオイルランタン
オイルランタンの芯の替え方

LEDランタン

一番手軽です。電池が切れている可能性があるので、1台当たり単1電池8個を持ってくるのをおすすめします。

ストーブ

薪ストーブ:秋から冬にかけて、薪ストーブを囲んで語らうのは至福のひと時です。

石油ストーブ:3台あります。使用方法は簡単(燃料を補充してチャッカマンで着火)で冬に活躍。

炊事場での食当や薪ストーブに使います。じんじろげ小屋利用時の醍醐味の一つですね。ただ薪は不足しており、薪造りは大変手間がかかります。貴重なので大事に使用しましょう。できるだけ使う分は自身で調達してください(佐久周辺のホームセンターなど)。

昨年(2021年)S先輩が仲間と風呂に入るとのことで、軽トラ1台分の薪を持ち込み、余りは寄付いただきました。ありがとうございました!

燃料

灯油:赤の18ℓポリタンク 3個に入っています。適時補充が必要です。

ガソリン:赤の20ℓ金属製タンク 2個に入っています。適時補充が必要です。

カセットコンロ

料理に便利なカセットコンロが2台あります。予備のガスボンベもあります。不安な場合はガスボンベ持参ください。

トイレ

トイレの下水は裏手の貯水槽に溜まります。定期的にポンプで汲みだしホースで遠方に破棄していました。環境保護の観点から現在は携帯トイレの利用と持ち帰りをお願いしています。携帯トイレ(凝固剤と防臭袋セット)は小屋(入口側の段ボールの中)に備え付けています。BOS驚異の防臭袋に入れれば全く臭いません。廃棄する時は可燃物として処理可能ですが、各自治体のルールに従いましょう。最初は躊躇すると思いますが、トライしてみてください。使用方法はこちら。

風呂

風呂(じんじろげ鉱泉)は、薪で沸かします。長期利用の時はお試しください。

写真の薪棚は、最近の新OB・OGたちが作ってくれました。

ごみ処理

ごみは焼却するか持ち帰ってください。食材、調味料、油、お酒等の置去りは、小動物の餌になるので必ずお持ち帰りください。

他の人が残していったものや、もう使わない不燃物など、一つでもついでに持ち帰っていただけると大変助かります。

料金箱と利用申込書

利用料金1000円/人は、申込書を記入の上、封筒に入れて赤い木箱に投函してください。山小屋維持の貴重な収入となります。

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