日程・参加者とワーク内容
2022年9月3日(土)〜4日(日)
中馬さん(’75年卒)、佐藤さん(’82年卒)、森さん(’86年卒)、北原さん(’19年卒)、佐々木さん(’19年卒)、本木さん(’21年卒)、田口さん(’69年卒)、城所さん(’70年卒)、川辺さん(’73年卒)、笠倉さん(’75年卒)、飯島さん(’89年卒)
OB・OGで山小屋ワーク合宿を行ってきました。現役のワーク合宿日程に合わせたのですが、残念ながら諸事情で現役の合宿は中止となりました。
主なワーク内容は、水源の移動に対応すべく、集水桝新設と水路の改良工事と1年分の草刈です。薪作りは先月若手の北原さんと仲間が行ってくれていたので、今回は行いませんでした。初日はあいにくの雨でしたが、2日目は晴れて予定したワーク作業を完了できました。詳細は以下へ続きます。
集水桝新設と水路の改良工事
台風などで川の流れが変わったため、笠倉さんリードの下、昨年から準備してきた集水桝を新たに設置します。2か所の湧き水を効率よく受けることができる場所決めを行いました。候補地を試し掘りし大きな岩を避けて決めていきます。今回はステンレス製の桝(専用に作成)を埋め込みます。
水平バランスをとって桝を固定し、周りに砂利を敷き詰めました。異物混入防止用に黄色のメッシュ網を取り付け、既存の配管までの送水用に軽量で耐圧仕様のサクションホースを接続しました。
既存塩ビ管は泥水に埋まっているので、作業可能なスペース確保と排水のため、硬い地盤を砕きながら排水道を掘り進めました。バルブを閉めたのち、緊張?しながら糸鋸で既存塩ビ管を切断。もう失敗は許されません。。しかし、、、既存塩ビ管が想定して用意してきた3種類の径とは異なっており、上手く接続できない可能性が。せっかく若手がこんなに掘ってくれたのに。。でも幸運なことに中馬さんが山小屋の部品庫から同じ径の変換ソケットを発見してくれて事なき得ました。継ぎ手を組み合わせてサクションホースの接続口までを無事作成しました。
サクションホースを新塩ビ管の継手に接続し、穴を埋め戻して完成です。L字継手はメンテナンス用に取り外し可能になっています。あまり想定していませんが、将来の水源の移動に対応して新集水桝をホースと共に移動させることも可能になりました。なお、旧集水桝と上部バルブは切断され使えなくなりました。
完成後の炊事場の様子。水は2か所の蛇口から豊富に利用できます。なお、水の出が悪い場合、蛇口部分に異物が詰まっている可能性が高いです。蛇口を分解(モンキースパナ利用)してきれいにすると改善することが多々ありました。
草刈り
昨年のワーク合宿で草刈りを行いましたが、1年経過するとかなりうっそうと草に覆われた状態になっています。森さんが今年は2台の電動草刈り機と、接続する大容量バッテリーを持ち込んでくれ、効率良く作業を行うことができました。これ鎌でやると1日では終わらないです。。
橋の新設
数年前から小屋入口の橋が壊れていて、仮設のアルミ板を利用していました。今回、小林元会長が棒杭材3本と端材板で橋を新作してくれました。コールタール、クレオソート、桐油で強力な防腐処理をしてあるそうです。今回両端の地盤をブロックで補強して橋を設置しました。
薪
薪は北原さんが仲間と8月に来た時、倒木をチェーンソーで切断して作ってくれました。また昨年重田さんが軽トラ1台分を購入いただいたものが一部駐車場に置いてあったのですが、全員で小屋まで運搬しました。いい薪なのでかなり重かったですね(笑)。
おわりに
雨の中、泥だらけになって⛏を振るい穴を掘ったみなさん、いい笑顔。さすがワンダラー、すごいパワーでした。年齢差最大50歳越えの面識の無い同志でも、年齢を問わず汗水流して協力できることはワンダーフォーゲル部OB・OG会ならではです。
山小屋ワークの詳細な作業報告ご苦労様でした。
OB.OG会活動の見える化により、一層の理解と関心が深まることを期待します。
OB・OG山小屋ワーク合宿、ご苦労様でした。
本HPも大変見やすく、感激しております。
今後活動が活発化することを願います。
私も微力ながら出来ることから協力したいと思います。